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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-04-08 / 文学 / 学内講座コード:13120057

日本の古典 論語の世界3

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月16日(火)、 4月23日(火)、 4月30日(火)、 5月14日(火)、 5月28日(火)、 6月11日(火)、 6月25日(火)、 7月 9日(火)、 7月16日(火)、 7月23日(火)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
24,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
『論語』は、言うまでもなく中国の古典であります。それが「日本の古典」であるということはどういうことなのでしょうか。その謎を解く鍵は、日本の古典文法に則して日本語として読める、すなわち「訓読」という方法を用いることによって、紀元前五世紀頃の孔子とその弟子たちとの対話を日本語で読めるという点にあります。『論語』は中国古典ではありますが、「日本の古典」にもなっているということをこの講座によって確認したいと思います。
陶淵明(4-5世紀)は、六朝の東晋の中ごろから劉宋のはじめにかけての人です。当時は社会不安がいっそう激しくなり、策謀家の暗躍する虚偽の多い時代にあたっていました。彼は天性、閑適を好みましたが、特に虚偽に満ちた社会を嫌い、人生のはかなさを感じていたようです。今回は、彼の作品の中からよく知られているものを取り上げて、深く広く読むことにします。
白居易(字は楽天 772~846)は、唐王朝の大詩人且つ大官僚として、我が国でもよく知られている。白氏の詩歌は、平安王朝の人々にも愛好され、『源氏物語』や『枕草子』にしばしば引用されている。今回は、白楽天の伝記とその文学を紹介し、彼の作品が平安古典文学の世界をいかに彩るものにしているかを、具体的作品を通じてその詩歌と日本文学との結びつきをお話ししてみたいと思います。

【講義概要】
第1回 4月16日(火) 論語「為政」―哀公問うて曰く、何を為さば

第2回 4月23日(火) 論語「為政」―季康子問う、民をして敬忠

第3回 4月30日(火) 論語「為政」―或人孔子に説いて曰く、

第4回 5月14日(火) 論語「為政」―人にして信なくんば

第5回 5月28日(火) 論語「為政」―子張、十世知るべきや、

第6回 6月11日(火) 白楽天「新楽府」(海漫々)・(太行路)

第7回 6月25日(火) 白楽天「新楽府」(司天台)・(上陽白髪人)

第8回 7月 9日(火) 陶淵明の伝記と文学

第9回 7月16日(火) 陶淵明「飲酒」・「帰去来辞」

第10回 7月23日(火) 陶淵明「桃花源記」

備考

【教材】
・レジュメ資料
・参考文献:「論語」岩波文庫

講師陣

名前 神鷹 徳治
肩書き 明治大学文学部教授・博士(文学)
プロフィール 専門は中唐文学、とりわけ白楽天の『白氏文集』の文献調査。日本には中国より将来した原本を書き写した資料(旧鈔本)があり、これは宋刊本に勝るとも劣らないものである。それらを逐一研究し、中国文献学の資料を集めている。旧鈔本資料としては『白氏文集』の他に『文選』、『史記』および『論語』等があるので、今回の講座でこれらの資料も活用したい。
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